息子の悔し涙

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お迎えのとき。

 

息子が無言で下駄箱まで来た。

 

その表情で「あ、泣くぞ・・・」とわかったんだけど、声をかけずに待っていました。

 

案の定、靴を履きながら涙をポロポロと。

 

無言の涙を、しばらくポロポロ流しながら帰りました。

 

4月から、毎日帰りの会の後でクラス全員で「しっぽ取り」の対戦をしていて

 

夏休み明けに先生が出した長期計画

 

「目指せ、トロフィー!」←タイトルは私が今勝手に名付けた。

 

に向けて、勝ったチームのメンバーは自分のマスにシールを貼る(営業成績みたいな感じね!)

 

チームは毎日直前のくじ引きで決めるから毎日違うメンバーで、何回戦か戦って、多く勝ったチームの人はシールを貼ります。

 

一定に達したら、銅メダル→銀メダル→金メダル→トロフィー!と、段階を経て獲得出来るという仕組み。

 

毎日勝ち続けても、1月くらいにならないとトロフィーに達っしない計算ですと。

 

そう簡単にはトロフィーは手に入らないわけだ!

 

4月から恒例で戦っているしっぽ取りに、更に意欲を出させるために考えたそうです!

 

そのカウントが始まってからずっと勝ち続けていた息子は、当然一番シールが多く、そして、勝ちに拘っていた息子。

 

身体を動かす事に関しては、絶対に誰にも負けないという気持ちで挑む息子は本当にカッコよくて、先生方にも感心して頂ける程ですが

 

ついに負けてしまい、悔しさが込み上げたんですね。

 

そりゃ、負ける日だってあるさ!毎日チームが違う、比較的強い子が偏ってしまう事だってある、息子一人が強くても勝てるとは限らない・・・色々、慰める言葉は探しましたが

 

言いませんでした!

 

そんな事、私が言わなくても息子が一番よくわかっているはず。

 

まだ年長さんだけど、彼のスポーツマン精神はただ者ではない。

 

だから、頭ではなく、身体で全部わかっていると思う。

 

だから、何も言わずに涙が止まるのを待ち・・・

 

気持ちの整理がつき復活した息子に

 

チームのみんなが頑張らないと勝つのは難しい。あなたが強い事はわかっているけど、これはチームで戦うスポーツ、だから、勝つためには、強いあなたは毎回どうしたらいいと思う?

 

と、宿題を出してみました!

 

かけっことは違い、自分だけが頑張れば勝てるわけではない。

 

誰もが凄いと認めてくれる息子なら、チームを引っ張る力をつけて欲しい。

 

園児に対してはちょっと行き過ぎた助言かも知れないけど、息子なら出来る!

 

宿題の答えが何と返ってくるか、楽しみにしてみます。

 

それにしても。

 

無言の涙を流す息子を黙って見守り続ける・・・なーんて事は出来ず、私も一緒に泣きました。

 

ワーンワーンと泣きました!

 

悔しさを共有したけど、息子が強くなるのはこれから!

 

一緒に頑張ろう!

 

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