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私が仕事がいつもより遅くなったので、母と下校していた娘に息子のお迎えをお願いして、そのまま会社に来てもらいました。
なんか・・・泣いている・・・。
息子が泣いている・・・。
私「なんで泣いてるの???」
母「あのね〜・・・」息子「しゃべらないでー」
・・・超怒ってる。泣いている・・・。
母と娘は、機嫌の悪い息子から車内で黙るように指示されていたようです(笑)
それを無視して母に聞いたところ、どうやら保育園にお迎えを行った際、同じタイミングでお迎えが来たお友達のお父さんが「かけっこしてみなよ!」と言ったそうで。
息子はクラスで一番足が速いのですが、それに挑むお友達がたまにいます。お父さんはそのノリで誘ったのでしょうね。
息子は走るのが好きなので快諾したものの、途中で転んでしまったそうです。
すぐに立ち上がって走り、あとちょっとで抜かせそうだったようですが、さすがに先にゴールをする事は出来ず。
それが原因だったのです。
見ていた他のお友達は「負けが勝ちだよ!」と言ってくれたし、言い出しっぺのお父さんも「しかし凄いな〜、やっぱり速いなぁ!」と、転んでも勝負して差を狭めた息子を褒めてくれていたみたいだけど。
その場では落ち込んでシーンとしながらも泣かなかった息子は、車に乗った瞬間から大泣きし始めたそうで。
ずーっと泣き続け
ずーっと叫び続け
ずーっと悔しがっていた・・・
そんなこんなで、私が合流したわけです。
そっか〜。
悔しかったのかぁ。
転んだとは言え、今まで負け知らずだったもんね。
多分転ばなかったら、いまだに負け知らずだったハズ。
サッカーも、観ているお父さん達が歓声をあげる程年中さんとしては、その団体の中ではズバ抜けて上手い息子。親バカ?(笑)でも、私も感心しています、彼の動きは。
だからこそ!負ける悔しさを知るのも大事!
小学生になれば、息子より速い子なんて沢山いるだろうし、サッカーが上手な子なんてゴロゴロ出てくる。
男の子は成長しながら運動も覚えるし、努力して伸びる子だっている。
今の負け知らずな息子は、努力を知らないまま後々悲しい思いをするんじゃないか?と、かなり心配していたから、ちょうど良い経験だったんじゃないかな。
でもね、息子の凄いなぁ、って思う点があって。
絶対喜ばない
絶対調子に乗らない
絶対座りこまずに動き続ける(フラフラになって、周りが声をかけても。危険過ぎる〜!)
子供らしくないかも知れないけど、息子はかけっこで一位になっても、サッカーで何度ゴールしても、他の人達にほめられても、決して「いぇーい!」とか「凄いでしょ!」などと言わず、態度にも出さない。
誰よりも走り回ってドリブルして動いても、疲れた〜などとも言わないんです。
ストイックなのか、無我夢中なのか、特に何も考えていないのか(笑)
そして、その場が終わるとコロッと子供み戻ってニッコニコな可愛い息子に戻ります。
私としては、そんな息子にいつも感心しています。
多分、彼は自分自身と戦うタイプの子です。他の人ではなく、自分。人と比べず、まずは自分、その精神が備わっている様子です。
それはそれでカッコイイ!
これからどうなっていくかはわからないけど、運動が好きで得意な事には変わりないと思うから。
負けながら這い上がって行く力もついて行って欲しいと願うばかり!
それにしても。
本当によく泣いたなぁ・・・(^^;)
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